ホーム
お客様の声
事務所案内図
お問い合わせ
当事務所の
サービス
執筆原稿より
事務所だより
経営ミニ知識
税金Q&A
お役立ち
リンク集
個人情報に関する
取扱について
designed by washiro

会計事務所 新人日記


知るっく(小出絹恵)より

うちの事務所(小出絹恵税理士事務所)の業務内容を、
税理士を探している未来のお客様に知っていただくのに最適かな?

うちの事務所のお客様にも、事務所での新入職員研修を
どういう風に行っているのかを知っていただくことも必要かな?

事務所に加わった新しい仲間である大芝の研修報告書が、
そんな想いを私に感じさせてくれたものですから、
本人の了承を得て、ここに載せさせていただきました。
○巡回監査とは
≪内 容≫
会計事務所を取り巻く環境変化とTKC会計人の取り組み
税理士の使命と巡回監査
TKCシステムの概要
初期経理指導のポイント
巡回監査の実務
FX2の活用 他

≪感 想≫
飯塚名誉会長の肉声を拝聴出来たことが何よりの収穫だった。会長の、日本税務会計への強い熱意をうかがい知れた。このことは今後、私の実務の大きな光となり道となると感じる。
また、TKCシステムの概要をつかむことが出来た。 関与先様とTKC会員事務所、TKC統合情報センターの相互関係をエントリ、FX2それぞれ大雑把ではあるが把握をした。
TKCは長年に亘って法令遵守を確保し、確立化しているのだと、年表などから感じられた。
申告のPC化、電子申告化など社会の流れに対していち早く取り組み、常に日本の税務をリードしていて、まるで国にまで頼られているような印象を受けた。
月次巡回監査や書面添付の履行など、業務のすべてが税理士法第一条を根幹にし、税理士使命を全うすることを追求しているのだと確信した。先生方、職員の方々全員に“誇りを持って仕事をしたい”という意識の共通化が図れているように思う。

≪今後の発展≫
TKCの名に恥じない仕事をしたい。継続MASや決算、相続など多くの仕事があるが、何よりも「正しい証憑書を的確に処理をすることがお客様を護る」ということを意識し続け、業務に反映させていく努力を怠らないようにする。それを十分ふまえた上で、監査や継続MASなど、直接的にお客様のお役に立ちたいと願う。
まずは実力を着けるためにも、どんな仕事でも真剣かつ積極的に取り組みたい。
○TKC東京都心会秋期大学 参加
≪内 容≫ TKCの経歴、成果、今後の目標・役割
諸先生方のお話
講義1 : 税理士に求めること 〜 中小企業のホームドクター 〜
大武健一郎先生
講義2 : 儲かる会社のしくみ
小山昇先生 株式会社武蔵野 社長
レセプション

≪感 想≫
非常に有意義な時間だった。
もちろん私だけでなく、参加者全員にいえることである。
こんなにも巨大な人的ネットワークを持つTKCとは、他の会計事務所とは一線を画した一大組織であり、まさに「卓越」した会計人集団であると痛感した。このように盛大な知的交流の催しを行うことは、対外的にも非常で有効であり、世間にTKCの存在感を認知させることにも繋がると思う。
今回感動した事柄は数え切れないが、あえて数点述べるなら、第一には私程度の者にも他の先生方同様に名前のプレートを用意してくださり、会場の案内、パンフレット等をくださったことだ。端々の者まで見落とさずに丁寧に扱う、それは全会員を貴重な資産と捉え、育てていき、結果的にお客様に還元できるような仕組みづくりに通じると思う。根幹にあるのはやはり「自利利他」の飯塚会長の信念なのだと感じた。
第二にはTKCは電子申告・書面添付のリーダー的存在なのだとの、輝かしさを実感出来たことだ。
電子申告・書面添付においてTKCがどれだけ抜きん出ているか、それを国税庁は非常に頼りにしていることなど、業務の重要度を思い知った。
そして何よりも心に響いたのは、我が所長の雄弁な演説だ。その姿は有能な先生や国税庁の方が拝聴しているように見えるほどに堂々としていた。
TKCの素晴らしさと、それはすべて会員や職員の皆様の努力の賜物であるとのお言葉は、胸を衝かれた思いであった。改めて小出絹恵税理士事務所を一員としてあの場にいられたことを誇らしく、ありがたく思った。より一層の努力をして小出会計の名に恥じぬように成長したい。
○巡回監査研修
≪内容≫
巡回監査研修 外部研修 TKC研修
仕入れ・売上原価」「TKCシステム」

≪感 想≫
月次巡回監査報告書というものは、実に法を網羅し、企業に不利益なことが降りかからないように綿密に作成されているのだと深く感じた。仕入れについては、発生証憑と、社内における伝票起帳がきちんと同日、同額でつながっているかを一連取引として確認することが大切であるとのことだった。
監査の重点ポイントは(1)取引の真実性(2)正しい限界利益率を確保することである。
そのためにもまずはお客様の全体像をよく把握し、各科目を前年以前と比較してどこかにおかしなところはないか、余分な経費はないか、どうしたらより利益を増やせるのか等、TKCシステムを有効利用しながら経営計画に役立てていきたい。

≪今後の発展≫
監査時には、処理量の多さに、つい通常レベルのチェックになってしまいがちとのことだった。
お客様をお伺いする際には事前準備に力を入れていきたい。
当日は作業をイメージしてからの訪問にし、余計な手間ははぶき、経営のお話を出来るように、効率を考えて行いたい。
○お役立ちするため、事務所は何をしなければならないか。
「社長が会計事務所に願う仕事の第一位は『基本的な助言』である」

基本的な助言とは、
1.月次巡回監査で毎月しっかりと試算表を作成できること。
2.正しい会社の業績を、できるだけ早くにつかめるようにすること、
3.会社の業績を数字で把握したら、それを、実態の経営を比較検証すること、
4.どこに問題があるのか、原因分析をすること、
5.改善の必要を検討すること、
6.具体的な行動に移すこと
7.行動後の結果を検証すること

どれも、月次巡回監査がベースである。

TKCならではの経営分析表や黒丸白丸を使ったキャッシュフロー計算書を図表にしたもの、他の会計事務所で提供しようとしたら、膨大な手間と費用がかかるようなサービスが、 月次顧問料の範囲内でできるのも、オールTKCならではのこと!

○ 四半期業績検討会を行うこと
オールTKCで自計化をしていれば簡単にできる。

○ 決算事前検討会を設けることで決算予測が行えて、
黒字決算と納税資金の準備も出来る。

○ 利益計画もできるので、資金繰りや予算比較などで経営計画をたてやすいし、
まさに『助言』業務を網羅していると明言出来る。

≪感 想≫
『助言』ということは、監査担当者の必須能力は【分析力】であると思う。
TKCには経営改善に役立つツールが多数存在する。
お客様とお話をする際には大いに活用し、最適案を打ち出していきたい。
お客様は何を求めているのか、そのためにはどうしたら良いのか。
当たり前のことではあるが誠心誠意、努力したい。

≪今後の発展≫
多種多様なTKCシステムを知ることが第一である。、普段からあらゆるメニューを開き、経営改善に役立つプログラムの存在を覚えることから始めたい。
またお客様の希望を察知する力を身に着けていきたい。要点をずらさず、的を絞ってお話をしたいと思う。
利他の念を忘れずにいたい。
○26日目
≪研修内容≫
ビデオ研修「ここで差がつく会計事務所発展のポイント 月次巡回監査(1)」
巡回監査はなぜ必要か
監査をどこまで行うか
お客様の業務の流れと関連作成証書
消費税改正におけるTKCの対応
TKC活躍による、衆議院可決「地方自治法」修正案一部
お客様訪問時注意点

≪感想≫
巡回監査とは、現場において伝票と原始記録を確認し、真実性を探究することである。とTKC飯塚会長のお言葉を収録した貴重なビデオテープであった。巡回監査はお客様の適正納税を確固たるものにするために適正な手段であり、成長発展をサポートすることのできる、重要な業務である。
監査の際はお客様の業務の流れをしっかり把握し、発生すべき証憑がきちんと保管されているか、どこかに狂いは生じていないか等、取引のスタートからゴールまでが一本の線で繋がっているように明瞭化されていなければならない。TKCシステムは消費税改正など法令改正にも完全対応しているので、もれなく正しく処理していれば、お客様の企業生命の保証になると感じた。

お客様の業務体系を理解することが大切である。まずはそこから始め、証憑書類と伝票の突合等へ派生させていきたい。原始記録管理の重要性を常時念頭に置いておく。
TKCの先生が「これから職業会計人は、監査が出来る人間と出来ない人間の二極化していく」と明言されていた。国際会計基準に整備されつつある日本会計にとりのこされないよう、努力が必要である。
○25日目
≪研修内容≫
ビデオ研修「ここで差がつく会計事務所発展のポイント」

起票、起帳指導編
初期指導の重要性
TKCシステム利用のメリット
証憑書類の保存、ファイル、期間
現金処理 等

≪感想≫
TKCのシステムは練りに練って組まれているものであろうと考えていたが、想像以上だった。本当に“関与先企業の成長発展に貢献する、法律に準拠したシステム”であった。
必ずお客様にお伝えしなくてはいけないのは、伝票を起票するのはお客様ご自身であるという事。会計事務所が代行してしまうと、その記録は他社作成として扱われ、法的に証拠能力を持たなくなってしまう。
経営状況を把握するためにも、お客様に起票していただく必要性を納得していただけるようにお話しなければならない。
証憑書類の保管もルール化し、欲しい情報をいつでも取り出せるようにしておくのは当然であるが、今現在特に取り決めをしていない場合は、TKC推進の方法でファイルしておくと安心・確実であると感じた。

TKCは非常に優れたシステムであり、これを使いこなせればどんなお客様にでも、適した最新の情報をお伝えできると思った。焦らずに少しずつなれていき、有効利用できるようにしたい。
きちんと理解したうえで、起票、起帳の指導を行うべきである。
○24日目
≪研修内容≫
TKC職員研修:鈴木信二先生 「売上債権、在庫」

売上債権(受取手形、売掛金)の確認方法
棚卸資産
証憑書類
伝票事項
≪感想≫
売掛金は納品書控、請求書控と突合し、売掛金明細表と補助簿の各残高が一致することを確認する。未収金に当たるものなど、売上以外の混入がないかを確かめる、との事だった。
正しく科目分類しないと、営業利益率などに狂いが生じてしまうので注意が必要である。 棚卸も、可能な限り実地棚卸を行うべきである。在庫管理を適正にし、受払帳を合致させなければならない。
証憑書類については、内部発行のものは全て連番を付し、書き損じの分も含めて正しく保管しておく。また支払証明書や旅費清算書の注意事項、議事録や書類範囲証明書付表など、様々な書類の意義を教えていただき、大変勉強になった。

全ての書類について、必ず関連性があるはずなので、それがどこかで途切れていないか、狂っていないかを一つ一つ追っていきたい。
証憑書類はお客様をお守りする大切な証拠であるので、不備のないよう、正しく保管することが、重要となる。チェック済みのものには自分独自のチェックマークを入れるなど、分かりやすい工夫もしていきたい。
○23日目
≪研修内容≫
所長 副所長研修「現金管理、処理」
・前月の日付の領収書の取扱い(通常月、決算月)
・起票の間違えやすいポイント
・現金勘定とは
・決算時に注意
・お客様とお話しする際の心得
・税務署の見解

≪感想≫
前月の領収書が今月に混在していた場合、通常月であれば、金庫出金日で起票し、実際の仕入れ日を領収書発効日にし、決算月であれば、「経費科目/未払金」で処理し、実際出金した日に「未払金/現金」で起票をする。
お客様の年度営業成績や納税額に関わることなので、決算だからといって翌月の伝票を確認しないということはあってはならない。
現金とは、会社の金庫のお金を指しており、預金やポケットマネーを混同させてはならない。起票日付も含め、考え方の違いが起きやすいので、正しく丁寧にお伝えしなければならない。

税務署は経費もれは指摘しないが、売上の漏れは厳重にチェックし、付帯税を課そうとする。
しかし、私たちは、利益に影響のあることなので売上も経費もしっかり確認しなければならない。
また、人間は誰しも自分正しいと思っているのだという。
お客様とお話しする際にはそのことに留意し、気分を害すような言動は慎むように気をつけたい。
○22日目
≪研修内容≫
高橋和尚研修「TKC会計人の基本理念」
「TKC会計人は公認会計士と税理士とを等しく職業会計人として捉え、両者の一体化を指向する集団である。」

≪感想≫
「TKC会計人の基本理念25項目」の中の一つ、「公認会計士協会の会員中には、税理士を職業会計人ではないと公言する人々がいるが、これは完全な誤りである。歴史上に経緯があり、そして現在、仕訳という会計学上の事実を踏まえて職業が成り立っている点で、共に職業会計人といえる。共に唇歯輔車の関係を作り、一体化を指向すべきが当然である。」とのことだった。
これは昭和の時代の事であり、これから税理士はどうあるべきであるか考えさせられた。若い世代の税理士が増え、しかし、それ以上に公認会計士が増えようとしているこの時代の、正しい在り方を様々な角度から考えねばならない。

公認会計士の主務は監査であり、税法を知識網羅している人間は少ない。業務の本質が全く違うという意見を聞いたことがある。
色々な物事を自分自身で判断し、行動していく為にも目前のことに没頭せず、視野を広げていく必要がある。
何かに固執せず、その時々に合わせた対応が出来るような柔軟な姿勢でいたい。
○21日目
≪研修内容≫
ビデオ研修「決算監査の基本的ポイント」
決算監査の事前準備
勘定科目内訳明細書作成の準備
月次巡回監査から決算監査までの流れ
決算監査時の注意事項

≪感想≫
知らないことばかりで、細かく書きとめていたらレポート用紙7枚分にもなってしまった。
前提として、決算はお客様ご自身が行うものであり、会計事務所はその監査、指導をする役割である。事実は事実としてとらえ、スピーディーで理想的な決算を行うべき、との事だった。 決算監査の準備としては、月次巡回監査時に“決算準備事項一覧表”をお客様にお渡しし、決算監査までにクリアにしておいていただく、ということと、前期の勘定科目明細書をプリントアウトし、今期の数字を赤ペンで書き込んでいただく、などであった。決算監査時には、用意していただいた資料を元に、決算監査報告書の各項目にのっとり、一つ一つを正確にチェックしなければならない。

私の知識不足や見落としによって、お客様にご迷惑をおかけするようなことは絶対にあってはならない。細心の注意を払って監査を行っていく。決算監査では月次巡回監査では分かりにくかった通年の確認ができる為、定額の費用発生が続いていないか、不自然な支払、収入が連発していないかなど、総合的にチェックを行いたい。特に切手や印紙、商品券などの金券は、不正な資金作りに利用されやすいので入念に確認するようにする。
○20日目
≪研修内容≫
副所長研修「巡回監査時の注意点」
概況書作成時、源泉の手入力
経営アドバイスの支援ツール
監査担当者として行うべきこと

≪感想≫
概況書作成の際、源泉を手入力しなければならない。
多くのお客様は、預り金に源泉以外のものも混入しているので、一つ一つを拾い出していく事が必要とのこと。
巡回監査においては、単に必要最低限のチェックを行い試算表をお渡しするのではなく、お客様の経営に役立つアドバイスをすることが大切なのだ!ということだ。それが小出会計の業務の付加価値を高めているのだと思う。このことが、お客様にも業務品質を実感していただける重要なポイントとなる。
指標・株価業種別審査辞典や、最新の経営指標、FXの業績評価画面など、TKCならではの情報提供システムを活用して、業務内容の向上に役立てていただくことが必須である。
源泉の確認は、預り金に関わる全ての仕訳を印刷し、源泉に該当する金額をマーカーで選び、集計する。
巡回監査時は、事前の準備の一つとして、同業者情報、業界におけるお客様の状態の目安、前年との比較などを調べ、改善案を考え直しておく。また普段からお客様に関わる社会的情報を新聞からピックアップしておくことも行っていきたい。
○19日目
≪研修内容≫
エントリー入力
≪感想≫
たいへん丁寧に教えていただき、ありがたかった。

段取り良く教えて下さったので、とても理解しやすかった。 課税区分の費用、収益も再確認でき、実務に則した内容だったので、即入力出来た。
入力内容の確認時も一つ一つをクリアにしながらの消し込みだったので、初心者にはわかりやすかった。
職員同士のフォローが行き届いている事務所だと感じた。
全員が協力体制を気付いている印象を受けた。

諸先輩方の手をわずらわせることのない様、努めていきたい。
ゆくゆくは私もフォローしていけるようになりたい。
○18日目
≪研修内容≫
副所長研修
費用、収益の対応関係(B/S、P/L)
課税売上にならない売上とは?

≪感想≫
B/Sに車両→P/L 租税公課(自動車税)
P/L 販売員旅費(ガソリン代)

B/S 有価証券 ←P/L 受取配当金
B/S 出 資 金

と、わかりやすく教えていただいた。B/S、P/L単体だけでしか見ることが出来ていなかったので、今後は、科目の発生事由、結果を考えて、日々の取引を確認していきたい。また、基本的に@課税売上⇔D課税仕入、B非課税売上⇔G非課税仕入であり、対応関係を念頭に置かねばならない。課税扱いにならないものとして、商品券、テレホンカードなどはD非課税仕入→B非課税売上だと、知識が深められた。

発生した事柄だけに注力するのではなく、前後の流れや対応する事象等を確認した上で業務を行わなければならない。
物事を関連付け、発展させて考える癖を身に付けていきたい。

○17日目
「巡回監査研修」外部研修(TKC職員研修)

○巡回監査の意義と目的
○会計事務所の業務と関与先企業の業務の区分
○巡回監査前の事前準備事項
○巡回監査報告書・・・・・・売上関係
○巡回監査報告書の使い方
○企業防衛制度

巡回監査とは関与先を年13回訪問し、会計事実の真実性、実在性、網羅性を確かめることによって、会計記録の適法性、正確性、及び適時性を確保することが出来る、とのことだった。文章をそのまま読むのではなく、

確認 → 確保 → 指導 というように読むのだと教えていただいた。

売上の計上についても仕入との対応関係を把握し、正しく処理されているか照合確認しなければならない。数字で理解することも大切だが、まずはお客様の業務一連の流れを踏まえた上で監査、指導を行わなければならない、と教えていただいた。

お客様をお伺いする前に、不備はないか、宿題事項はきちんとクリアにしているかなど、十分に確認をしなければならない。
信頼関係を築く上で、まずは質問されたことに正しく丁寧に答え、正確に所長、副所長に相談、または指示を仰ぐなどして、一つ一つを慎重に行なっていきたい。

○16日目

「副所長研修『消費税B』」

給料と外注の違いは誰に対して労働の対価を支払うか、それが企業に対してかどうかによって変わると思っていたが、例えば大工さんも個人事業主であり、支払いは課税仕入になると教えていただいた。
外注費と給料の区別は裁判になる程難しい問題であると認識した。

外注の伝票を見たときに「外部企業に支払っている」という見方でなく、「外部の○○○企業という、×××を契約し、対価の支払いを受けた伝票」という見方をしたい。
また給料に関しても会社に責任があることを踏まえてチェックしたい。


○15日目
「副所長研修『消費税A』」

○関税の必要性
○手数料・配送料などの取り扱い

関税が自国の産業を守るためのものと漠然と知ってはいたが、それがどこの国がかけているものなのかは全く知らなかった。ましてや課税区分が55(輸入仕入)であるなど、意識したことがなかった。
教科書上では“購入時にかかった手数料は原価に算入する”と習ってはいたが、実務上で改めて実例を挙げて教えていただいた。
間違えるとお客様にたいへんなご迷惑をおかけすることになるので、常に処理に疑問を持ちながら正しく処理したい。

お客様の購入履歴や請求書などを見る際には間違い計上などはないか、自分だけでなく所長、副所長にも相談して、正確に処理していきたい。
○14日目
「副所長研修『登記』」

○マンション購入時の伝票の書き方
○法務局の手続

マンション購入時には「建物 / 現金 」の単純な仕訳ではなく、同時に土地も購入していることを忘れてはならない、と教えていただいた。

また法務局は商業登記と不動産登記を行っており、事業の開始、終了には商業登記が必要である。
これは第三者機関としてその会社を証明する、とのことであり開業届けとはまた別であると教えていただいた。混同していたので正しく整理しなければならない。

伝票をチェックする際には何か不備がないか、隠れている部分はないのかを自分で調べ、そのうえで所長、副所長に知識を補っていただき、お客様が正しい会計処理を行っていることを確実にしなければならない。

○13日目
「副所長研修『伝票処理・決算時手順』」

○利息・配当金入金時の伝票の書き方
○お客様が科目間違いをした時の伝票起票の指導の仕方、訂正の仕方
○決算手順と決算のチェックポイント


試験勉強時のように 「普通預金 / 受取利息(受取配当金)×××」 とするだけではなく、そこには20%の税金が隠れているのだと教えていただいた。また、科目を修正する際も一度取消の伝票をマイナスで入力するように、とも教えていただいた。

決算時にはTPS1000の前残受信の後、「消費税の課税区分別集計表」の出力より先に、減価償却明細を印刷し、何か追加や廃棄などが行われていないかをお客様に確認してから他の処理に移るように、とのことだった。

伝票起票時には、TKCシステムに合わせた実務上の起票を正しく行うように注意していきたい。
決算時には時間のかかる可能性のある外部確認事項を先にクリアにし、その他を次に行うようにするなど、効率を考えて処理したい。
減価償却明細は資産別に取得年月日、登録NOなどをチェックすることを忘れないようにしたい。
○12日目
「副所長研修『消費税@』」

○課税事業者の区分
○みなし仕入率
○納税に合わせた預金、会計処理

課税事業者の行っている事業を、その仕事の内容によって、5種類(業種別に1種〜5種)に分類されるということと、その成り立ちを教えていただいた。
また各課税事業者の納税額を、実際に数字を当てはめて計算してくださり、よく分かった。

消費税の納税額は高額になることも多いので、消費税の納税額を試算し、その月額分を毎月「租税公課/未払消費税×××」で費用計上しておくことによって、より正確な試算表が作成出来る、とのことだった。また同額を1年満期の定期預金にしておくことによって納税時に慌てずにすみ、銀行からの信用度も上がる、とメリットまで教えていただいた。実際に、うちのお客様では、納税準備のために、毎月定期積金や納税準備預金をされている会社もあるとのことだった。

お客様の納税が滞り、他社や金融機関からの信用が失われるようなことはあってはならない。
納税に対しては細心の注意を払って業務を行っていかなければならない。
○11日目
《研修内容》
「副所長研修『源泉計算』」
○源泉の実際計算
○雇用保険料に対する所得税、雇用保険の課税・非課税の見解
○商売理念

《感想》
先日教えていただいた源泉の計算方法を理解出来ていてよかった。改めて副所長の指導力に感謝した。
雇用保険料の見解が税法により違うことに驚いた。理解するためには各税法の基本通念を学ばなければならない、売上至上主義という言葉を教えていただいた。売上高にとらわれず実質利益を追求し、効率の良い業務を行うように指導しなければならない。

日々の生活の中で、この店はなぜ儲かっているのか、なぜ儲かっていないのか、人気の理由は何なのか、どうすればよくなるのか等、考えていきたい。
常に疑問点を探し、改善策を見つける癖をつけ、お客様とのやりとりに活かしたい。
○10日目
《研修内容》
「副所長研修『納付書の書き方』」
○納付書の書き方
○源泉税の計算

《感想》
薄い知識を膨らませていただいた。納付書もよく見ると色々なことが書いてあり、じっくりと見ることの大事さを改めて感じた。
毎月の源泉のしくみ、計算を基礎から教えていただき、たいへんありがたかった。
申請をするだけで会社にとってプラスに繋がったり、また申請をしなかっただけで大きくマイナスになったりするので、お客様の状況をよく理解し、何か変化があればすぐに適した対処法を提供できるよう、学ばなければならない。
○9日目
《研修内容》
「副所長研修『B/S 現金』」
○現金の重要さ、確認方法
○実際有高とずれがあったときのお客様への伝達方法
○伝票明記時の注意点

《感想》
現金を合わせるということは、言うのは簡単だが確実に行うのはなかなか難しいとのことだったので、これから毎日事務所の現金残を合わせていくことで実感出来ると思う。自分自身でその難しさを痛感したうえで、これからのお客様とのやりとりに役立てていきたい。
監査で現金がずれていると、重加算税等の対象になってしまうと教えていただいた。
小売業は現金が命である。まずは根幹のここから確実な扱い方を身に付けていきたい。

今後16:15に事務所金庫の現金を私が合わせることになった。気を抜かずに正しくチェックし、伝票等と照合させていきたい。
○8日目
《研修内容》
「ビデオ研修『決算書の作り方・読み方・活かし方』」

○決算書とは何か
○決算書作成の手順、関連ソフト、
○TKCシステム
○経営分析

《感想》
決算書とは企業の健康状態を表すバロメーターである、とのことだった。正確な決算書を期限内に効率よく作成しなければならない。それにより開示相手である税務署、金融機関、株主に「安全な企業である」という安心感を与えることが出来る。正確な決算書作成は会計事務所の使命であり、そのためにも複数回のチェックは欠かせないと考えさせられた。
完成した決算書を用いてしっかりと経営分析をし、お客様とお話をしながら来期以降に向けて益々プラスに転じるような方法を見つけていきたい。

決算書をただ眺めるだけでなく、常に「なぜこれはこうなのか」「これは前期と比べてどうなのか」「どうしたらもっと利益の獲得に繋がるか」などを思案していきたい。
総資本経常利益率、資本回転率など、経営に役立つ情報を提供し、お客様の発展に結びつけたい。
○7日目
《研修内容》
「副所長研修『決算報告書・仕訳』」

○決算報告書の必要性、用途
○仕訳の意味

《感想》
学習上は知ることの出来ない、実務においての基本的かつ土台的な事柄を教えていただき、たいへんありがたかった。
決算報告書は「利害関係者に対し年度の経営成績を示すためのもの」と考えていたが、それは大企業向けの学習用語であり、日本の大多数を占める中小企業には当てはまらない。決算報告書や試算表は、お客様が経営改善をするための一つの手段であり、通信簿なのだとのことで、うならされた。
また仕訳も当たり前のように行っていたが、「記号である」といわれ、改めて日々の会計発生事項を簡素化、集計しているものなのだと考え直すことが出来た。

決算報告書や試算表を手にした際は、必ず前年同月と比較し、詳細に分析する。売上に対して仕入、費用はどう変化しているのか、どこか問題点はないのかを読み取り、お客様にお伝えしなければならない。
また伝票起票時は5W2Hを念頭におきつつ、もれのないようにしていく。

○6日目
《研修内容》
「ビデオ研修『巡回監査の基本的ポイントT』」
○監査の流れ、事前準備時確認事項
会計事務所職員の在り方、会計事務所がやってはいけないサービス
巡回監査の必要性

《感想》
巡回監査を行うことによって、お客様が安心出来ることが大切である。
正しい指導を受けられ、相談が出来るというメリットを感じていただくことが信頼関係を築くうえで欠かせない。
そのためにも事前の準備は不足の無いように注意しなければならない。電話連絡を怠らず、宿題事項の確認も忘れないようにする。会計用品不足の有無など、細やかな配慮が必要となる。
お客様の伝票を起票しない、ファイリングをしないなど、頼まれても誠意をもってお断りしなければ、お客様ご自身の成長発展に繋がらないと感じた。

的確な助言、正確な情報をお客様に与えられるよう注力したい。そのためにも基本的な事項、訪問日確認などの準備はしっかり行い、書類不備等は必ずないようにし、そのうえで監査に臨まなければならない。
また普段からお客様に役立つような社会的情報を取り入れておきたい。
○5日目
《研修内容》
「副所長研修『減価償却費改正と法人決算申告システムについて』」
○H19年度4月1日以降の減価償却費制度改正について
○同族会社役員給与の損益不参入制度の改正
○リース取引の扱いについて
○法人事業概況書の様式改正
○キャッシュフロー表の債務免除時対応
○地方税 税率改正

《感想》
減価償却費制度が改正したため、今年度4月1日以降開始事業年度のお客様については注意が必要である。残存価格が5%から1円になり、以前に取得していた資産についても対象となるので、新しい計算方法を適用していかなければならない。資本的支出についても別資産として扱っていくことになった。よく理解、復習し実務に反映させなければならない。
新規にリース契約を交わした場合も、賃借料で済ませていたものが売買取引に変わることから資産計上となり、減価償却費の発生や償却資産税にも関わるなど、先々のことまで考慮する必要がある。

シス研速報や改正制度書面などを繰り返し読み、頭においておかなければならない。リースを組んだ場合は必ず契約書をいただいて、どんなリース契約なのかをよく把握し、それに則した処理を行っていくことが大事である。
○4日目
《研修内容》
「ビデオ研修『会計事務所の業務とは』」
○会計事務所の業務
○TKCシステムの概要
○業務上の注意点 など

《感想》
常にプロ意識を持つことが何より大事であると思った。
日々の会計業務に手を抜くことなく、入力処理、チェックを行うというのはもちろん、お客様への言葉遣い、ご挨拶などもしっかりと行うことが大切である。
お客様から難しい質問があったときにはいいかげんに即答せず、所長、副所長に相談するなど、慎重に行なわなければならない。

「ビデオ研修『伸びる事務所の職員像』」
○職場でのマナー、応対、姿勢、おじぎ
名刺交換の基本、書類の渡し方、電話の取り次ぎ など

《感想》
社会人の基本的マナーを復習できて良かった。
また、今まで5W1Hという言葉は知っていたが、“いくらで”が加わった5W2Hというものは初耳であった。
問題が発生してから解決に至るまでにかなりの時間を要する際には、きちんと中間報告を入れるなど、当たり前に行っていたことについても改めて大切さを確認出来た。
○証憑書の整理と保存について研修 ○TKCシステムの操作方法の研修
○午前9時からお昼まで
《研修内容》
機能に引き続きISO個人ファイルを学んだ。

午後1時から午後5時まで
《研修内容》
○証憑書の整理と保存について研修した。
○TKCシステムの操作方法の研修を受けた。

《感想》
まず、驚いたのは領収証の扱いの丁寧さです。
科目ごとに日付順に保管するというだけではなく、
番号を付けてきれいに貼り、見やすい形にしているのに感心した。

お客様が領収書を大切に保管しているのがよくわかった。
領収書だけではなく、いろいろな書類に対しての意識の高さもうかがえた。

TKCシステムの操作方法の研修を受けた。
「エントリー」という事務所で使うシステムの入力方法の研修だ。

TKCの入力システムも使いにくいとは感じなかった。
入力も伝票形式の画面で分かりやすく、一覧形式の画面は見やすかった。
同じ科目を連続して使うときはEnterキーで表示されるので、勝手が良かった。
○月次会議 ○エントリー入力業務
午前中は事務所の「月次会議」。

《会議内容》
月次会議では、今月の研修予定(受講予定者と研修内容)の確認、
前回の月次会議での申し送り事項の確認、
各人毎の教育研修計画、
事務所の目標達成度の確認、
お客様の月次巡回監査や決算進捗状況の確認、
顧客満足(ヒアリング)について、監査担当者からお客様のご意見の聴取
月次、決算製本の見直し、
ドキュワークス使用時の注意 他

《感想》
一つ一つについてレベルが高く、プロ意識の高い事務所であると改めて思った。何よりも、全てにおいて改善点を探し、お客様に役立つ情報を提供したいという姿勢が全員にあり、感心した。

午後
《研修内容》
「エントリー入力業務」

《感想》
お客様ご自身が仕訳や経理業務をよく分かっていらっしゃる、という感想を持った。勘定科目間違いもなく、入力しやすかった。
ドコモから2回、別の日に引き落しがあったときに、まとめて1回の仕訳できっていたので、口座の残高が途中でずれてしまっていた。
やはり起票は、毎日きちんとしなければいけないと再認識した。
○証憑書の整理と保存について研修 ○TKCシステムの操作方法の研修
○午前9時からお昼まで
《研修内容》
機能に引き続きISO個人ファイルを学んだ。

午後1時から午後5時まで
《研修内容》
○証憑書の整理と保存について研修した。
○TKCシステムの操作方法の研修を受けた。

《感想》
まず、驚いたのは領収証の扱いの丁寧さです。
科目ごとに日付順に保管するというだけではなく、
番号を付けてきれいに貼り、見やすい形にしているのに感心した。

お客様が領収書を大切に保管しているのがよくわかった。
領収書だけではなく、いろいろな書類に対しての意識の高さもうかがえた。

TKCシステムの操作方法の研修を受けた。
「エントリー」という事務所で使うシステムの入力方法の研修だ。

TKCの入力システムも使いにくいとは感じなかった。
入力も伝票形式の画面で分かりやすく、一覧形式の画面は見やすかった。
同じ科目を連続して使うときはEnterキーで表示されるので、勝手が良かった。
小出絹恵税理士事務所入所初日
○ISOの研修を受けた。午前9時からお昼をはさんで午後2時まで
《研修内容》
ISO規定の研修
ISO個人ファイル(ISOの事務所規定が個人毎に用意されている)を読んで研修。特にISO宣言、プロセス体系図、巡回監査、決算業務を中心に学んだ。

《感想》
体制の整った、認められた事務所であると再認識した。業務の全てについて工程ごとに担当者、手順が明記され、関連した書類の管理方法まで明確に著されていて驚いた。
税務署への提出、または所長へ提出するまでのプロセスが、徹底してミスを防ぐようになっており、かつ、お客様の会社が改善に向かうための話し合いまでもが策案されていた。

午後2時から5時まで
《研修内容》
○小出絹恵税理士事務所の5月分の伝票入力、チェック、
○金庫〆 :今日の帳簿現金残高と金庫の現金との突合、金種表記入

《感想》
入力処理については特に難しくは感じなかったが、日々の現金管理体制が整っていることや、伝票を洩れなくきっちりと記入していることなどに驚いた。
入力終了後、副所長に現金実際有高との突合の重要性について教えていただき、たいへん勉強になった。また、総務の林さんにとても丁寧に教えていただき、ありがたかった。

戻る